着物の雰囲気にマッチする髪型とは

着物の雰囲気にマッチする髪型とは

日本人に最も似合う装いとは、やはり日本の民族衣装の着物と言えるでしょう。だが生活様式が西欧風になったことで、日常生活ではほとんど身につけられなくなってしまいました。日本人女性が身に着けるときというのは、晴れの日である成人式や結婚式、入学式などに限られるようになってしまったんです。夏祭りや花火大会では浴衣を毎年着ると言う人も少なくありませんが、正式な着物ではないのです。普段なれない着物を着ると、髪形に困惑してしまうのも当然でしょう。呉服にマッチする髪型とはどのようなものかというと、襟足を髪の毛が覆いかぶさったり、合わせの部分やむ稲本の文様を隠してしまわない髪型がであることが大事なんです。襟足は呉服の最も女性らしさやセクシュアリティーを難じる部分なので、アップスタイルにするのが基本中の基本です。しかし女学生が着る袴などであると、アップスタイルにこだわる必要はありません。卒業式の袴スタイルの際には、ハイカラさん風にダウンスタイルでも構いません。

着物に合わせたいおすすめのヘアスタイルを紹介

成人式や卒業式など、様々な場面で着用する機会が多い着物ですが、より自分らしく着こなすためにも着物に合うヘアスタイルもこだわりたいと考える女性が増えています。そこでおすすめする着物に合うヘアスタイルは、髪の長さにあわせて選ぶようにしましょう。まずボブの長さならばトレンドの和風モダンスタイルがおすすめです。 毛先に量多めの束感を持たせて、内側にまとめることによりシンプルでありながらも、女性らしくモダンな雰囲気を引き出すことができるので、レトロ柄を選んだときなどにぴったりです。 ショート・ミディアムヘアの方は、髪全体をオールバックにして毛先を巻くことによりシンプルでありながらも、凛としたクールビューティー感を演出して和服の似合う大人っぽい女性に仕上げることが可能です。可愛らしさを引き出したいと感じているなら、一度髪全体をオールバックにしてからサイド部分を思いっきり横分けにし、お気に入りの髪飾りで飾ることにより大人っぽい可愛らしさを引き出します。 ロングヘアの方は、サイドからバックにかけてしっかりまとめることがポイントで、前髪に後れ毛を作るトレンド感のあるスタイルも人気ですが、基本は髪全体をぴったりとまとめることが着物に合わせる時のポイントです。きつめの編込みを取り入れれば、華やかかつ型崩れが起こりにくいので色々なところに移動する予定がある場合にもおすすめです。